歌収録の日は。

「真島吾郎さんと桐生一馬さんはいりまーす。」

「失礼します。真島さん今日歌ってもらうのは――」
「あ?誰やお前…誰に口聞いとんじゃボケェ!」
「ひィ!す、すみませんすみません…ッ」
「あ〜〜すまねェ。ここのスタッフか?俺が代わりに話聞いてやるから、兄さんはスタンバイしといて下さい。」
「…ケッ」

「桐生さん有難うございました。あのすみません…俺なんか怒らせちゃいましたかね…?」
「…あんた、新人か?」
「え?あ、はい。先月入社したばっかりなんですけど、なんか急に上司からお二方の対応を任されまして。」
「…何も聞かされてなかったのか?」
「ええ。とにかく収録して来いとだけで。あのー…」
「そうか。まぁ…アンタもこれから関わってくると思うから言っておくが、」
「はい。」
「歌収録をする時の真島の兄さんはすこぶる機嫌が悪くなるからむやみやたらに話しかけない方がいいぜ。」
「へ!?そ、そうなんですか!?いや俺真島さんの歌聞いたことあるんですけど凄い楽しそうに歌っていらっしゃるからてっきり楽しく収録してるのかと。」
「逆だ逆。兄さんは歌うのがすこぶる嫌いなんだよ。収録中の兄さんはもはやヤケクソで歌ってる。」
「そ、そうだったんですね…いやでも…いい声で、凄く上手いんですけどねぇ…」
「…ああ。俺もそう思うぜ。…………ギャップ萌えだよな。」
「へ?」

―ガチャ

「きりrrrrrrゅ〜ちゃん!何しとんねん!早うお前も入ってこんかい!何時まで経っても収録が始まらへんやろがい!」
「ああ。分かった分かった。えらく張り切ってるじゃねぇか兄さん。」
「アホ。んな訳あるかい!早う終わらせてワシぁさっさと帰りたいんじゃボケェ!…終わったら喧嘩付き合うてもらうで。」
「やれやれ。本当、毎回収録終わりの八つ当たり喧嘩はやめてほしいぜ…」

―バタン

「そ、それじゃあ収録始めたいと思います。よろしくお願いします。」

(あの二人、仲いいんだなァ…)


劇終!


いや〜〜〜〜…人気カラオケランキング上位に大体はいってる真島の兄さんだけど実は中の人が歌嫌いってのが激しく萌えましてですね〜〜〜…つい台詞小説書いちゃった次第…( ˘ω˘ )
中の人が歌うの嫌いすぎて不機嫌になるってエピソードも好きすぎて導入してみました。
同じ収録の時は桐生さんが色々対応してたら面白そうw

真島の兄さん自体カラオケ好きなんかなぁ?
でもマジロックとかめっちゃかっこよく歌うやん…全然音痴じゃないしむしろめちゃくちゃ上手いし、高いキーとかでも歌えるの凄いし、こんなスキル隠してて、かつ不機嫌てもう…内に秘めたるクールじゃん…ぎええええ魅力が留まる所をしらねぇ!


ぎええええええええええええ!!!!!!!!!(叫
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